広告を含みます

ニュースの【地震の規模を示す】マグニチュードって毎回言う必要ある?

地震ニュースのマグニチュード解説 その他

地震のニュースを見ていると、かなりの確率でこの言い方が出てきます。

「地震の規模を示すマグニチュードは、7.1と推定されています」

いや、マグニチュードの意味はわかる。毎回「地震の規模を示す」まで言わなくてもよくない?と、ちょっと思いませんか。

先に結論

ニュースで「地震の規模を示す」と付けるのは、数字の意味をその場ですぐ伝えるためです。
要するに、「これは地震そのものの大きさの話ですよ」と先に添えているだけです。

「地震の規模を示す」は何のため?

この表現で大事なのは、「マグニチュードとは何か」を毎回ゼロから説明しているわけではない、というところです。

ニュース原稿では、数字や専門用語の前に短い説明を付けることがあります。「地震の規模を示す」もそのひとつで、マグニチュードが何を表す数字なのかを、聞いた瞬間にわかるようにしています。

だから、聞き慣れている人には少しくどい。でも「マグニチュードは7.1です」だけより、「地震の規模を示すマグニチュードは7.1です」のほうが、初めて聞いた人にも意味が伝わりやすいんですね。

ポイントは「知らない人に毎回教えている」というより、「誰が聞いても同じ意味で受け取れるようにしている」です。

「マグニチュード」は地震だけの言葉ではない

日本語の日常では「マグニチュード」と聞けば、ほぼ地震の話として受け取られます。

ただ、言葉としての magnitude は地震専用ではありません。英語では「大きさ」「規模」「程度」といった意味で使われますし、天文学や数学、物理の文脈でも出てきます。

もちろん、地震ニュースの中で別の意味に取る人は少ないはずです。それでも報道では、文脈だけに頼らず、できるだけ誤解の余地を減らす言い方が選ばれます。

そこで「地震の規模を示す」と前に置く。これで、今ここで言うマグニチュードは、地震本体の大きさの話ですと一瞬で決まります。

ニュースは途中から聞かれることがある

もうひとつ大きいのが、ニュースは最初から最後まで読まれるとは限らないことです。

テレビをつけた瞬間に速報が流れている人もいます。スマホ通知で一文だけ見る人もいます。ラジオで途中から聞く人もいます。

そういう場面では、文章の前後まで聞いてもらえるとは限りません。だからニュース原稿は、ひとつの文だけ切り出されても、なるべく意味が残るように作られます。

「マグニチュードは7.1です」でも、多くの人には伝わります。でも「地震の規模を示すマグニチュードは7.1です」なら、その数字が何を表しているのかまで伝わります。

つまり、知っている人にとっては余分。でも、ニュースとしては安定する。あの言い回しは、そういう実務寄りの表現なんだと思います。

日常会話では短くていい

とはいえ、友達との会話で毎回この言い方をする必要はありません。

たとえば、こんな感じで十分です。

  • マグニチュード7.2だったらしい
  • M7クラスの地震だったみたい
  • かなり大きい地震だったみたい

むしろ日常会話で「地震の規模を示すマグニチュードは……」と言うと、ニュース原稿を読み上げている感じになります。ちょっと硬いです。

なので、会話では短くてOK。ニュースでは、途中から聞いても伝わることを優先。ここを分けて考えると、あの言い回しへの違和感も少し減ります。

まとめ

「地震の規模を示すマグニチュード」という表現は、たしかに少しくどく聞こえます。

ただ、ニュースでは「知っている人には通じる」だけでなく、「途中から聞いても意味が取りやすい」ことが大事です。

ここだけ覚えるなら

「地震の規模を示す」は、マグニチュードが何を表す数字なのかを先に伝えるための前置き。
知っている人にはくどいけれど、ニュースでは意味を取り違えにくくする役割があります。

そう考えると、あの毎回の説明も「また言ってるな」ではなく、「途中から聞いても伝わりやすくするためのひと手間なんだな」くらいに見えてきます。

ラフに言えば、くどいけど理由はある。地震ニュースの言葉って、意外とそういうものが多いのかもしれません。

その他
スポンサーリンク
シェアする
ぱねぴこをフォローする
タイトルとURLをコピーしました